トイレが好きになる家に住もう

マイホームのこだわりの場所としてあげられるのがトイレです。人によってはトイレを大変重要視しており、好きな雑貨を飾ったり好みの壁紙にしたりすることもあります。トイレは他の部屋と違い、1畳ほどの狭い空間のため、手入れのしやすさや快適さを考慮し、いかに広さを有効活用するかが大切になります。
トイレのデザインは白が基本と考えられており、便器も白のことが多いです。そのため無機質になることが多くあまり快適さを感じることはできません。便器を変更できない場合は壁紙やトイレットペーパーホルダーを自分好みのものにし、雰囲気をかえるようにします。壁紙が落ち着いた色であるとトイレの中もぐっとひきしまり、大変落ち着いた空間になります。逆に床をタイル調のものにすることにより、プロバンス風にすることが可能であり、観葉植物などを置くことによって清潔感とともに南欧の家に来た気分になれます。
トイレにおいては収納も大切であり、あえてトイレットペーパーを出しておくこともありますが、収納棚などに入れたほうがすっきりとした空間になります。この収納棚は市販されているものも多いですが、印象と合わないことがあるので、できればマイホームを建てる際に作りつけてもらうとより自分好みのものを作ることができますし、手洗い場所も設置してもらうことができます。
また将来車いすで生活をする可能性も考え、あえて広さを確保することも検討します。一般的に便器と収納スペースのみであるものの、中の空間はあまり広くなくバリアフリーにもなっていませんが、車いすでの生活の場合や介護が必要となった場合は、ある程度の広さが必要となります。マイホームを購入した購入した際の年齢が50歳を過ぎている場合は、インテリアにあまりとらわれずに、機能性を重視したものにします。ある程度の広さがあることにより、家族に負担をかけることがなく、自分自身も生き生きと生活をすることができます。
すでに一般的な空間になっている場合は照明に注目をします。照明はシンプルなものがついていることが多いですが、個性的なものに付け替えることによって雰囲気が大変変わります。他の部屋と同様にダウンライトやペンダント、ブラケットや間接照明がありますが、選ぶ場合は照明の大きさや光のまぶしさにも注目をします。座った時にまぶしいと感じない位置に配置をすることが大切であり、1畳ほどの大きさであれば60Wの電球の明かりを目安に考えます。

