家の出入り口!玄関のこだわり

マイホームを建てる場合、外壁や内装にこだわりを持つことは多いですが、玄関はハウスメーカーのアドバイスの通りにシューズクローゼットなどを設置してしまうことがあり、のちに後悔してしまうことがあります。内装は後でかえることはできますが、外壁や玄関はなかなか変更することが難しく、後悔しないためにはプランニングの段階でしっかりと考えなくてはなりません。
玄関収納はカラーボックスなどを利用して自作することもできますが、見栄えが良くないことが多くシューズがすべて入らないことも多いです。2017年に行った住宅を建てる際、玄関の設備でこだわるべきだと思うのはどこか、という質問においても、セキュリティの次に間取りや収納と答えた人が多いことがわかりました。玄関においては収納設備が大変重要であり、靴だけでなく様々なものを収納していることが判明しています。
玄関はシューズクローゼットを置くことが多いですが、このクローゼットも使い方によっては傘やスリッパなどを収納することができます。ですが天井近くまで高くなっているシューズクローゼットは、天井近くの部分は使い勝手が悪いことが多く、高齢になった場合に無駄なスペースとなってしまいます。収納方法を考えるか、もしくは上の部分を省いたものを設置すると良いです。
設置するとよい物には土間があります。土間は子供がいる家庭においてあると便利な部分であり、ベビーカーやおもちゃの収納の他に、雨具やコートなどを一時的にかけておくこともできます。さらに大き目の土間を設置した場合は自転車や三輪車なども収納できるので、防犯対策にもなりますし、趣味のものを置くこともできます。この土間はオープンにしておいても良いのですが、少し低めの入り口にしておくと目隠しになり、より玄関がすっきりと見えます。またちょっとしたシンクをマイホームを建てる際に設置しておくと、帰宅後にすぐに手を洗い、清潔にした状態で家に入ることができるので、感染症予防にもつながります。
この他のこだわりとしては、駐車場から玄関、そしてキッチンへの動線です。車で買い物をしてきた場合、キッチンに運ぶことが多いですが、あまりにもキッチンと玄関が離れすぎていると使い勝手が悪くなってしまいます。そのため行動がしやすいように配置をする必要があり、できるだけ近いところに配置するようにします。明かりをしっかりと確保することでより広く感じるため、窓の配置にも気を配ると良いです。

