配線・コンセントの数はしっかり考えましょう

マイホームを建てた場合、しばらくしてこうすればよかったと気が付くことにコンセントの位置と数があげられます。コンセントの数は増やそうと思ってもすぐに増やせるものではなく、電気工事を行っている会社に依頼をしなくてはなりません。そのため壁や床をじっくりと考えるように、コンセントについても本当にその場所でよいのかを考えることが大切です。
電気の配線は間取り図ができた段階で示されることが多いです。一般的に2畳のスペースに1か所が適しており、部屋が広い場合はより多くのコンセントが必要になります。6畳の子供部屋であれば3つあるとより安心です。キッチンにおいてはシンクの上や吊戸棚の下部に設置すると、ハンドミキサーなどを使用したい場合に水がかからず安全に使用することができます。
さらにあると良い場所としてはダイニングテーブルの高さに合わせた場所、ベランダや庭、洗面所の床近くがあげられます。ダイニングテーブルの高さにあるコンセントは重宝することが多く、ホットプレートや電気鍋などテーブルの上で調理をする差に使用することができます。洗面所の床近くは冬場に小さな暖房器具を置く時に使用するのに適しています。
また近年注目されているのはUSB配線です。パソコンやスマートフォンなどのモバイルを使用することが多くなっており、USBはよく使用するものの一つです。USBの場合世界共通の規格なので、海外仕様のものを購入したとしても変圧器を使用しなくても充電をすることができます。寝室やキッチン、リビングに設置をしておくと便利です。
リビングにおいては、TVやパソコン、エアコンなど数多くの電化製品を使用する場所であり、最もコンセントが必要な部屋です。少ない場合はタコ足配線となってしまい火災の原因につながるので、多めにつけなくてはなりません。リビングにおいては4個口のものが良く、テレビの位置が決まっている場合は見えない場所にTV配線用のものをつけます。テレビの近くはコンセントを使用する頻度が高い場所で、ゲームやディスク再生機などに使うことが多いです。4個口のものを取り付けることが大切であり、テレビ近くにコンセントが必要だと感じる場合は2個口のものを近くに配置すると、電化製品のコードが邪魔になることはありません。
家を建てる場合は想像をすることが大切であり、コンセントが多いかもしれないと思うぐらいがちょうど良くなります。なお、建築会社によっては間取り図の段階で、子供部屋にエアコン専用の配線がされていないことがあるので、使用するしないに関わらず専用コンセントをつけてもらうと便利です。

